藤沢メダカの保全調査を行いました その2

藤沢メダカの学校をつくる会と共同で、引地川親水公園・メダカ復元池の調査を行いました。この池ではこれまで何度か藤沢メダカの放流を行ってきましたが、うまく定着できずに苦戦しています。

ここの最大の課題は、外来種のカダヤシが池に入ってしまったことでミナミメダカのライバルとなり、メダカが増えることができないということです。
そこで、低水温に弱いというカダヤシの弱点を突くため、昨年から冬季は水位を下げ、水温を低下させる作戦を実行しています。その甲斐あって、カダヤシの数はかなり減っていました!

上が今回捕れたメダカで、下がカダヤシの写真です。

とは言え、ミナミメダカも少ないままでした。今後はカダヤシ対策と並行して、産卵場の確保や越冬場の造成など、メダカが増えやすい環境の整備が必要ですね。試行錯誤を繰り返しながら、なんとか藤沢メダカの聖地を復活させたいです。

ちなみに、下の写真のモツゴ(クチボソ)だけは大量に増えていて、今のところはモツゴの池になっています(苦笑)。

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