新たな調査! 三ツ池公園で外来種狩り!?
だいぶ気温も下がってきましたが、「かなたんけん」のメンバーは相変わらず水の周りで作業をしています。11月23日には横浜市鶴見区の三ツ池公園で調査を行いました。
三ツ池公園は神奈川県立の公園で、30ヘクタール近い敷地の中に遊具やプール、テニスコートなどの施設があるほか、その名の通り上の池、中の池、下の池と3つの池があります。
今回は三ツ池公園を管理する神奈川県公園協会さんからの委託を受け、それぞれの池にどんな生き物がいるのかを調べ、今後の保全対策に役立てようという調査でした。
通常、池は立ち入り禁止なので、一般の来園者から誤解を招かぬようビブスを着ての作業です。この日は25人の参加でにぎやかな調査に。
それぞれの池で手網やさで網、さらにはアナゴかごなども用いて採集をして、見つかった生き物は池ごとに種の査定と測定が行われました。
数が多かったのはブルーギルやカワリヌマエビの仲間といった外来種。ほかにアメリカザリガニやウシガエルの姿も見られました。
でも、それだけでなくモツゴやドジョウ、テナガエビ、ヨシノボリの仲間、ヤゴやアメンボなど地元の生き物もたくさん採集されました。
来年には2度目の調査も予定されていて、その結果も加味して池の保全や復元のために必要な方法などを公園サイドに提言していこうと考えています。